昨年は、それはもう散々でした。
五月半ばにいきなり始まった腰痛、そこからの子宮筋腫と腰椎側湾、左膝半月板欠損の発覚、悪化する貧血(自覚症状はなかったけれど、実は活動量が著しく落ちていました)。
リハーサルができる状態ではなく、ちょうど1年前に《十年》二年目の2023年の上演を断念。治療に専念することにしたのでした。
その間、何もしていなかったわけではなく、6月末から7月にかけては、おかのまめさんの個展にて実父・八重洋一郎の詩の朗読、11月には山田奈々子メモリアル公演には初めて踊らせていただいた山田奈々子作品である《曼珠沙華》に(踊る時間が実質6分ならなんとかするよね! ということで)出演、そして1月には 憲法いいね! の会が主催する《非戦の見晴台から》にて、やはり八重洋一郎の詩の朗読、など、人前に出ることは出ていたのですが。
結局、あれこれあった挙句、4月初めに台湾で大量の子宮ポリープが見つかり、悪性化の疑いが拭いきれないということで、ポリープすべてと筋腫の一部を摘出。予定になかった筋腫まで切ってたのはびっくりでしたが、リアルサバサバ女子な台湾人のドクターは“まぁ大丈夫でしょ、ただしおとなしくしててね”というノリで、“そ、そんなもんか😅”と思ってるうちに、なんとなく1ヶ月半が経過。
……で。
急にめっちゃ元気になりました。ポリープや筋腫のせいで起きていた出血が止まり、術時の出血が補填され、さらに血中ヘモグロビンが正常レベルまで回復したタイミングがそこだったのだと思います。それまでもなんとなく気力は回復傾向だったのですが……
そんなわけで、色々始動いたします。まずは“今度こそ!”の《十年》二年目のお知らせ。
2024年 12月14日・15日、アトリエ第Q藝術にて。詳細後ほど。